豆知識

ポスター印刷での用紙の選び

ポスター印刷をする際に、用紙の選び方は非常に重要です。用紙の種類によって、印刷物の見た目や印象が大きく変わってきます。以下では、ポスター印刷での用紙の選び方について詳しく説明します。

今回のもくじ

■用紙の種類

ポスター印刷で使われる代表的な用紙の種類は、以下の通りです。

特徴は以下のとおりです。

・光沢紙:光沢があり、鮮やかな色を出しやすく、写真やグラフィックが映えます。ただし、反射光があるため見やすさに欠ける場合があります。光沢紙はこちら

・マット紙:光沢がなく、柔らかい風合いがあります。文字やイラストが映え、視認性に優れます。また、指紋や汚れが目立ちにくいという特徴があります。厚手マットコート紙はこちら

・シルク紙:光沢がなく、マット紙よりもしっかりとした質感があります。色の再現性が高く、長期間保管しても劣化しにくいという特徴があります。

・キャンバス紙:キャンバスに近い質感があり、アート作品や写真を印刷する際に使用されます。厚みがあり、丈夫であるため、装飾用途にも適しています。

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■用途に応じた用紙の選び方

ポスター印刷で使用する用紙は、用途に合わせて選ぶことが重要です。

・展示会やイベントなどの宣伝物として使用する場合は、光沢紙やシルク紙が適しています。写真やグラフィックが映え、目を引く効果があります。
・店舗内でのディスプレイや装飾用途として使用する場合は、マット紙やキャンバス紙が適しています。柔らかい風合いがあるため、インテリアに調和しやすく、視認性にも優れます。
・長期間保管する場合は、色あせや劣化が少ないシルク紙が適しています。
ABポスターでは多くの用紙を取り扱っております。用紙一覧はこちら

■用紙の厚さ

用紙の厚さも、印刷物の質感や印象に大きく影響きます。用紙の厚さは、一般的に「gsm」という単位で表されます。gsmとは、1平方メートルあたりの重量を表す単位で、用紙の厚さに比例します。
ポスター印刷で使用される用紙の厚さは、一般的に120gsmから300gsm程度の範囲で選ばれます。用途に合わせて適切な厚さを選ぶことで、印刷物の質感や印象をより一層引き立たせることができます。

・120gsm程度:薄手の用紙で、手軽に印刷物を作成する場合や大量印刷する場合に適しています。また、イベントなどで一時的に使用するポスターにも適しています。
・150gsm程度:標準的な厚さで、展示会やイベントなどの宣伝物として使用する場合に適しています。比較的手頃な価格帯で、印刷物の質感や印象も良好です。
・200gsm程度以上:厚手の用紙で、高級感や重厚感を出すことができます。店舗内でのディスプレイや装飾用途に適しています。ただし、価格も高くなるため、コスト面の検討も必要です。

最後に

ポスター印刷での用紙の選び方について、用紙の種類、用途に応じた選び方、用紙の厚さについて説明しました。用紙の選び方は、印刷物の質感や印象に大きく影響するため、慎重に選ぶことが重要です。用途や予算、印刷物の目的に応じて、適切な用紙を選んで、魅力的なポスターを作成しましょう。