ポスターを印刷する時に決めなければならない「サイズ」。
A1サイズの他にも、B2サイズやA2サイズ、A0サイズ、B1サイズなど色々あり、サイズ感が全然分からないことが多いですよね。
まずは目安となるイラストをご用意してみました。ご覧ください。
※こちらは当社ABポスターのサイト内に掲載しております。
1.A1サイズと各定型サイズ
平均的な日本人の身長160cmを目安として、各定型サイズ(A判、B判)を並べてみます。
見てお分かりになるように「A1サイズ」は長辺が約84cmほどになりますので、訴求力はバッチリです。
A1サイズは、594mm×841mm
この大きさですから大きなイラストや写真のポスターとして広告などを作成するのには効果の面と作成面で適しています。
A1サイズの広さだから写真やイラスト、または大きな文字で視認性を高め訴求力が上がる。A1サイズ大きさだから、その広さに様々な情報を入れ込むことができる。
ポスターを貼る場所にもよりますが、ポスターの役割は告知などの情報伝達が主な役割ですから、大きければ大きいほど効果は上がります。
2.A1サイズと他のA判サイズとの関係
A1サイズの他にポスター印刷でよく用いられるのは、
A1サイズより大きい「A0サイズ」
A1サイズより小さいものは「A2サイズ」と「A3サイズ」
になります。
では、それぞれのサイズ感はどのようになっているのでしょうか?
実は簡単にサイズを覚えられ、サイズ感をイメージできるようになっているのです。
よくコピー用紙やノートで使う「A4サイズ(210×297mm)」を基準として考えます。
このA4の倍、つまりA4が2枚で
「A3サイズ(297×420mm)」
になります。
そして、A3サイズの倍が
「A2サイズ(420×594mm)」
つまりA4サイズ4枚分。
となるとA2サイズの倍が
「A1サイズ(594×841mm)」
でA4サイズ8枚分となる訳です。
上記の法則に当てはめると、
「A0サイズ(841×1189mm)」
はA1サイズの2枚分となるので、A4サイズ16枚分になります。
これはB1サイズ、B2サイズなどの「B判」にも当てはまることですので、覚えておくと便利ですよ。
3.A1サイズが良く使われるシーン
A1サイズのポスターが良く使われるシーンをご紹介します。
展示会などのイベント関連など
企業や団体が自社の商品・製品・サービスを宣伝するために展示会やイベント、催事でA1サイズのポスターをよく使用します。ポスターを展示ブースに掲示し、来場者の目を引くことでブランドや製品の紹介をします。発砲パネルに貼ったポスターパネルでもよく利用されます。
キャンペーンの告知など
商業施設やイベント会場などで、A1サイズのポスターを使ったキャンペーン告知がよく見かけられます。商品やサービスなどの特徴を大きなポスターにまとめて、ターゲットとなる消費者へ訴求し引きつけることができます。
学校関連、大学のイベントなど
学校などでは、イベントやセミナーの告知、部活の案内、学内施設の紹介などに、A1サイズポスターが使われます。新入生、在校生、教職員たちが目にする機会が多いので、伝えたい内容を効果的に伝える手段としてポスターはよく利用されています。
公共施設や観光地
公共施設や観光地では、A1サイズのポスターで施設の案内はもちろん、イベント情報を告知する為に使用したりします。定型サイズの中では大きめのサイズなので、施設の案内ポスターの場合、経路を細かく記載することもでき、MAPとしても十分存在を発揮できます。
様々なシーンで使われるA1ポスター。
掲示場所のスペースにも影響されますが、A1サイズを貼るスペースがあるのであれば、A1サイズポスターを作ってみてはいかがでしょうか。きっと効果が見えますよ。