豆知識

印刷物作成に必要不可欠なトリムマーク・塗り足をプロが徹底解説!

トリムマークと塗り足し

初めてのポスター印刷、印刷物デビューをしたい初心者がつまずく専門用語のひとつが「トリムマーク・塗り足」です。

トリムマークや塗り足は印刷物作成の過程で必要不可欠であり、間違った知識で作成すると思わぬトラブルの原因になります。
「何をどうしたら希望通りのポスターを作れるの?」という方へ、弊社ABポスタースタッフが「印刷のプロ」としてわかりやすく解説します。

1トリムマークの概要・種類

トリムマーク(trim marks)とは別名を「見当標」とも呼びます。
実際の印刷現場は「トンボ」と呼ぶ場合が圧倒的に多く、印刷物専用の記号として意味を持ちます。このマークは便宜上、印刷物のデータ入稿までデザインと一緒に表示されますが、実際の仕上がりでは消えるので安心してください。
基本的に角トンボ・折りトンボ・センタートンボの3種類あり、印刷物を正確に作成するための必須ツールとなります。
万が一トリムマークが間違っていると、断裁(用紙を指定サイズにカットすること)や両面印刷でトラブルが起こり、希望する印刷物は仕上がりません。
トリムマークはある意味「海で航海をする船乗りの羅針盤」のような存在といえるでしょう。

角トンボ(crop marks)

トリムマーク2本の線が一定の間隔で直角に交差するマーク。
外側を「外トンボ」、内側を「内トンボ」といい、基本的に印刷物は内トンボを基準に断裁されます。印刷物を作成する場合、まず角トンボの内側の線でカットされると考えておけば問題ありません。
そのため必要な情報・デザイン・文字は内トンボの範囲に収めておくことが重要になります。
内トンボから著しくはみ出た情報は、断裁時に用紙の枠外としてカットされます。
初心者が陥りやすいトラブルである、「デザインが仕上がりの印刷物に反映されない」という現象が起こり得るので注意してください。
外トンボは後述する「塗り足し」に必要な範囲を視覚化し、印刷物の縁に余白が入るトラブルを未然に防ぎます。

センタートンボ(register mark)

印刷物の中央に配置されるマーク。
印刷物は左右の他に天地と呼ぶ上下の概念がありますが、センタートンボはこれら四隅の中央に表示されます。
センタートンボは十字の形をしており、このマークがあれば一目で印刷物の中央がどこか把握することができます。
複数の色で印刷する場合、このセンタートンボが見当(色がずれないように調整すること)として機能します。
両面印刷ではセンタートンボを目標にして印刷し、製本で必要になるノンブル(ページ数を表す番号)にも影響します。

2.塗り足しの概要・注意点

塗り足しとは印刷用紙を断裁する際に「意図せずに断裁位置がずれる」ことに起因するトラブルを回避する目的で使用されます。
断裁ずれは印刷時に多量の用紙を重ねることで、用紙の重なりの不均等・断裁機の刃の相性問題など複数の要因で発生します。
これは断裁オペレーターがどれだけ慎重に作業を進めても、断裁ずれをゼロにすることはできません。
この厄介なトラブルを未然に解決するため、データー作成時点で「断裁ずれが起こる前提で印刷エリアを多く確保する」作業が必要になるのです。

塗り足しは2mm以上確保する

塗り足しのないデータが断裁工程まで進んでしまうと、前述した通り一定確率で印刷物の縁に不自然な余白が入るリスクがあるとお伝えしました。
そのため塗り足しは、印刷物データは想定の仕上がりサイズに対して、最低2mm程度余分余裕をもたせて印刷データを作成することが推奨されます。
初めて印刷データを入稿されるお客様の中には、デザインを正確に作成するあまり、塗り足しがないケースが多く見受けられます。
せっかく丁寧に仕上げた印刷データでも、塗り足しがないことによるトラブルに巻き込まれては本末転倒です。

塗り足しが無くてもお任せください。

通常の印刷会社はデータチェック時に、塗り足しがない・塗り足し3mm以下のデータを発見した場合、「データ不備による再入稿」を指示するケースがあります。
ABポスターであれば、塗り足しを付け忘れても、大事な部分が断裁時に切れないように無料で調整させていただきますので、ご安心を!!

お客様にはお手を煩わせないよう、ABポスタースタッフがお手伝いいたします。
トリムマーク・塗り足に限らず、印刷物について少しでも疑問があれば、弊社ABポスター窓口(0120-970-111※平日10:00-19:00)まで、まずはお気軽にお電話ください。

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