豆知識

ポスター印刷は自分で印刷?それとも印刷会社?迷ったときのアドバイス!

ポスター印刷に代表される印刷物は、知識があればコンビニや家庭用プリンターでも作成することができます。
しかし実際自分で作成する場合、個別出力の知識が必要だったり、複数の用紙を貼り合わせる手間など簡単ではないケースがほとんどです。
また家庭用・コンビニの簡易出力では、プリンターの性能がボトルネックとなるため、高品質な印刷物を作成することが難しいのが現実です。

ポスター印刷は自分で作成することもできる

近年家庭用プリンターの性能向上やデザインソフトの普及に伴い、個人でも比較的簡単にポスター印刷などを作成することが可能になりました。
AdobeソフトやOfficeソフトを使用し印刷データを準備し、家庭用プリンターで用紙を選択して出力すれば完了します。
ポスターなど大判の印刷物に関しては、基本的にA4サイズを複数貼り合わせることで対応することができます。
一見するとわざわざ印刷会社に依頼しなくても、自分で印刷物を作成したほうがコスト面でもメリットが多いと思うかもしれません。
しかし印刷の専門家の視点で考えると、メリットよりデメリットが大きくなるケースも多々見受けられます。

ポスター印刷を自分で作成するデメリット

これから自分で大判印刷に挑戦しようとする方は、下記の4つのデメリットを確認しておきましょう。
手軽に印刷できる反面、思った以上に手間や時間が必要なケースもあります。
またどうしても「手作り感」が拭えず、宣伝ツールとして十分な効果が得られないことも懸念されます。

デメリット①用紙を分割印刷しなければいけない

家庭用プリンター・コンビニ印刷では、基本的に印刷できる用紙サイズがA3サイズまでになります。
ポスターのサイズはA1(594mm×841mm)•B2(515mm×728mm)など大判なので、1枚の印刷用紙で出力することはできません。
A3以上の印刷物を作成する場合は、複数の印刷用紙を分割して印刷する必要があるのです。
家庭用プリンターで大判印刷をする時は、印刷オプションの設定を変更し、適切なサイズと向きを指定しなければいけません。

デメリット②複数用紙の貼り合わせが難しい

大判印刷を自分で作成する場合、家庭用プリンターなどで複数印刷した用紙を貼り合わせなければいけません。
簡単そうなイメージがありますが、実際この貼り合わせの作業が難しいという声も少なくありません。
印刷オプションで設定したのりしろ(分割部分を貼り合わせるための余白)に、糊・両面テープなどを使用して貼り合わせます。
この時印刷用紙にシワが入ったり、貼り合わせがズレると、最悪のケースでは一から印刷をやり直さなければいけないリスクもあります。

デメリット③印刷用紙の選択肢が少ない

印刷物は用途に適した印刷用紙を使用するのがベストですが、自分で印刷する場合はそれも難しくなります。
例えば一部の光沢用紙を家庭用プリンターで印刷すると、光沢処理が施されている部分がプリンターの熱で溶け出し、印刷が適切にできない可能性があります。
付着したコーティングがプリンターの内部に付着すると、プリンターの故障の原因にもなりかねません。
また厚みのある用紙を選択すると、紙詰まりを起こしやすい点も注意が必要になります。
一般的に家庭用プリンターは厚紙を印刷することは想定されておらず、0.3mm以上の厚さになるとトラブルが起きやすいとされます。

デメリット④簡易プリンターによる品質低下

家庭用・コンビニで使用されるプリンターは、印刷会社の印刷機と比較して性能が著しく劣ります。
一般的なポスターの品質をイメージしていると、自分で作成した時にその品質の低さに驚くことでしょう。
インクジェット・レーザープリンターどちらのカテゴリーでも、家庭用やコンビニで普及している機種は印刷会社の印刷機に遠く及びません。
印刷会社では印刷にオフセット印刷機を使用し、4枚の版(金属版に凹凸を付けインクを転写する)を掛け合わせて色味を表現します。
また簡易プリンターでポスターを印刷する場合、貼り合わせ部分の違和感や色のチープさが際立つため、近くで見ると一目で品質の悪さが露見するケースがあることも納得しなければいけません。

ABポスターで高品質な印刷物を低価格で作成する

弊社ABポスターはA0サイズ(841×1,189mm以内)・B0サイズ(1,030×1,456mm以内)など、大判印刷を得意とする印刷会社です。
自分で用紙を貼り合わせる手間なく、幅広い用紙カテゴリー・厚みで印刷することが可能です。
また印刷に使用するインクは、エプソン社純正エコソルベント「Ultra Chrome GS3」ですので、屋内・屋外を問わず繊細で高品質な色表現で印刷できます。
一般的なポスターサイズであるA1では、1枚980円という低価格で注文できるため、コスト面でもお客様からご好評をいただいております。

結論・印刷のプロからのアドバイス

上記のデメリットを考慮すると、やはり自分だけで高品質な印刷物を作成することは推奨できません。
特にポスター印刷に代表される大判の印刷物では、インクのクオリティ・貼り合わせの手間・用紙選択の少なさなど、様々な課題が浮き彫りになります。
また時間とお金をかけて仕上げても、必ずしもその労力に見合う印刷物が作成できるとは限りません。
もしあなたがコストを抑える目的で印刷物を作成するなら、是非弊社ABポスターの印刷サービスをご検討ください。
ABポスターでは金額・納期・印刷用紙の選択肢・品質など、あらゆるニーズにお応えできる充実のサービスを展開しております。
「できるだけ安く高品質な印刷物を作成したい」というお客様は、まずABポスター自動お見積りフォームをご覧ください。

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