以前ご紹介したAdobe Fireflyの機能を活用して、商品画像などの背景をオシャレにする方法を説明いたします。
この機能を使うとこんな画像や
こんな画像を簡単に作る事が出来ます。
では実際にこのような画像を作る方法をレクチャーいたします。
今回もunsplashの画像を使用したいと思います。
今回はこちらの画像を使用してみます。
商品写真のままですと少し背景が寂しいので、ここに背景を足してみたいと思います。
こんな時にAdobe Fireflyを活用するとちょっとした飾りを足す事が出来ます。
木や人の影を足して奥行きを足してみる
この画像に木の影や人の影を足す事で奥行きを足してみたいと思います。
(生成AIでは全く同じ結果が出るわけではないので、参考にして、自分なりに近いイメージのものを選んでみてください。)
画像をPhotoshopで開いたら、「選択範囲」→「全てを選択」をクリックします。
その後コンテキストタスクバーにある「生成塗りつぶし」をクリックします。
今回は夏っぽく「ヤシの木の影、白い背景」と入れました。
※白い背景といれたのはこの後上に画像を合成する際に白い背景の方がやりやすいので、「白い背景」というのは入れておくといいと思います。
決まったら「生成」ボタンをクリックします。
生成が終わるとこのような画像が出来上がりました。
他にも3種類生成されているので、イメージに違い画像を選びましょう。
レイヤーに画像が追加されています。
この画像を選択して、レイヤーの設定を「乗算」に変更します。
そうするとこのように先程の写真に合成されます。
このままですと商品の画像が見えづらいので、透明度を下げて雰囲気を整えます。
透明度を下げたらいい雰囲気になりました。
適宜透明度は調整して、自分らしいイメージにしてみてください。
「人物の影」と変えて生成してみるとこのような形も出来ます。
水面にあるような背景を作ってみる
続いては商品が水面にあるような背景にしてみたいと思います。
最初の流れは先程の木の影と一緒です。全てを選択して生成AIで「水紋、上から、白い背景」と入れてみましょう。
するとこのような画像が生成されるかと思います。
先程と同じくこちらの画像を「乗算」にして「透明度」を下げると商品が見えるように合成されます。
このままでもいいのですが、商品画像にまで水紋が乗っかってしまっているので、調整していきましょう。
水紋の画像を非表示にして、商品画像のレイヤーを選択してコンテキストタスクバーの「被写体を選択」をクリックしましょう。
するとこのように商品画像だけ選択されます。
そうしましたら、コピー(Win:ctrl + C Mac:command+C)をして複製(Win:ctrl + J Mac:command+J)をします。すると商品だけが複製されます。
この商品だけのレイヤーを一番上に持っていきます。
そして、先程の生成したレイヤーを表示すると…
このように商品画像がくっきりと表示された上で、背景が水面のようになっている画像が作成出来ました。
生成AIを使うとこのようなちょっとした飾りや背景が簡単に作成できるので是非活用してみてください!