「大判ポスターを印刷したいけど、どうすればいいの?」
「データって何をどう入稿すればいいの?」
そんな不安をお持ちの方へ。この記事では、ABポスターで大判ポスターの印刷が初めての方向けに、注文から納品までの流れをわかりやすくご紹介します。印刷業界に詳しくない方でも安心して依頼できるよう、専門用語もできるだけ噛み砕いて解説します。
目次
- 大判ポスターとは?よくある用途とサイズ
- 印刷の前に決めておくこと
- データ作成の基本ルール
- データ入稿の方法と注意点
- 印刷・加工・発送の流れ
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:安心してポスター印刷を始めるために
1. 大判ポスターとは?よくある用途とサイズ
大判ポスターの定義
「大判ポスター」とは、一般的に A1(594×841mm)以上のサイズのポスターを指します。店舗・展示会・イベントなどでよく使われ、視認性が高く、訴求力のある販促ツールです。
よく使われるサイズ一覧(mm)
サイズ | 寸法(mm) | 主な用途例 |
A0 | 841×1189 | 学会発表、展示会パネル |
A1 | 594×841 | 店頭告知、ポスター掲示 |
B0 | 1030×1456 | 店頭告知、ポスター掲示 |
B1 | 728×1030 | 駅貼り広告、案内看板 |
B2 | 515×728 | メニューポスターなど |
2. 印刷の前に決めておくこと
ポスター印刷を依頼する前に、以下のポイントを決めておくとスムーズです。
✅ 用途・掲示場所
- 屋内か屋外か
- 壁貼りかスタンド設置か
✅ サイズ
- 掲示スペースに合う大きさを選びます
✅ 用紙の種類
用紙 | 特徴 | 向いている用途 |
厚手光沢紙 | 鮮やかな発色で写真向き | 商品訴求、写真主体のポスター |
厚手半光沢紙 | 光沢を抑えた高級感がある | アート作品、反射を軽減させたいポスターなど |
厚手マットコート紙 | 反射せず落ち着いた印象 | 店舗案内、学会ポスターなど |
合成紙 | 水・破れに強い。ラミネート加工をすると防水で屋外使用可能 | 屋外掲示、選挙ポスター |
3. データ作成の基本ルール
印刷の仕上がりは「入稿データのクオリティ」で決まります。以下は最低限押さえておきたいポイントです。
❶ カラーモードは「CMYK」にする
RGB(モニター用)で作ると色味がずれます。印刷用はCMYKが基本です。
❷ 解像度は「原寸で150〜300dpi」
文字や写真がぼやけないように、原寸サイズで150〜300dpiが推奨されます。
上記はあくまで目安です。ぼやけがはげしい場合には印刷前にご連絡しておりますので
ご安心ください。
❸ 塗り足しを付ける(2mm以上)
仕上がりサイズよりも上下左右に**2mm以上の塗り足し(余白)**を設けましょう。断裁ズレ防止のためです。ただし、当社では塗り足しがなくても作成できる場合があるので困ったら連絡ください。
❹ アウトライン化する(フォント対策)
Illustratorなどで作成した場合、**文字はアウトライン化(パス化)**しましょう。環境依存のトラブルを防ぎます。
4. データ入稿の方法と注意点
主な入稿形式
- AI / PDF(推奨)
- PSD
- JPEG / PNG(解像度に注意)
入稿方法
ご注文後、当社から入稿用URLを記載したメールが届きます。
そのメールに記載のURLにアクセスしてご入稿ください。
よくある入稿ミス
- 解像度不足(印刷すると粗くなる)
- RGBカラーモードのまま(自動的にCMYKで印刷されます)
- 注文とデータ数が一致しない
- サイズが意図したものと異なる。
(縦横比があっていれば無料で拡大縮小いたします)
※ABポスターではご希望に応じて無料の入稿チェックを行っています。
5. 印刷・加工・発送の流れ
データが問題なければ、以下のような工程で進行します。
- 印刷工程
- 表面加工(必要に応じてラミネート加工・パネル加工など)
- 断裁・検品
- 梱包
- 発送(全国対応・最短即日出荷も可能)
納期の目安:
通常:お届け先により翌日・翌々日。一部離島は納期がかかる場合があります。
6. まとめ:安心してポスター印刷を始めるために
大判ポスターの印刷は、「用途に合わせた準備」と「正しいデータ入稿」がカギになります。
初めてでも、この記事の流れに沿って進めればスムーズに注文可能です。
ABポスターでは、
- 入稿前の無料データチェック
- 用紙やサイズのご相談
- 短納期にも対応
など、初めての方にも親切丁寧にサポートいたします。
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