印刷物は紙に印刷するだけでなく、「バックライトフィルム」と呼ばれる特殊な用紙を使用することで、より明るく鮮明にアピールすることができます。
「もっと綺麗に印刷物の情報を発信したい!」「薄暗い場所でも見やすいポスターは作れないの?」など、お客様のご要望にお応えする、最適なバックライトフィルムをわかりやすく解説します。
1.バックライトフィルムの素材
バックライトフィルムは通常の印刷用紙とは違い、ポリエステル素材の専用フィルムが素材になります。
弊社ABポスターが提供する光沢紙・マットコート紙などの印刷用紙は、原材料が木材チップという素材がベースとなり、そこへ科学パルプ・機械パルプなどの素材を混ぜ込むことで質感を変えます。
それに対しバックライトフィルムは、テレフタル酸・エチレングリコール等が混合した乳白色半透明フィルムを使用して印刷します。
そのためバックライトフィルムを使用した印刷物は、印刷後の見え方も木材チップ素材の印刷用紙と大きく違います。
2.バックライトフィルムの特徴
バックライトフィルムはポリエステル素材のため、一般的な印刷用紙と比較して光の透過率が抜群に高くなります。
バックライトフィルムの印刷物に背後から光源を当てると、印刷されたデザイン・文字がより鮮明に視認されます。
この特徴は夜間や薄暗い空間で、より集客効果を発揮してくれます。
通常では視認性が低くポスター設置には不向きな場所で、逆に有利にポスターをお客様の目に意識してもらうことが可能です。
ポリエステル素材は強い電気絶縁性を有するため、照明など電気系統が近くにある場所でも安心して利用できるのも特徴です。
またポリエステル素材は頑丈なため、経年劣化時もしわ・カールがでにくいというのも嬉しいポイントになります。
3.バックライトフィルムのメリット
光の透過率が高いバックライトフィルムは、暗がりで効果を発揮する電飾看板に必須のアイテムです。
光源で浮き上がった印刷情報はよりコントラストが活き、発色性が抜群に良くなります。
バックライトフィルムは夜間のネオン街や、意図的に照明を暗くするカフェ店内などで大活躍しています。
光源の色を変更すれば印刷物の印象も大幅に変更できるので、状況に合わせた柔軟な宣伝活動が可能になるでしょう。
一般的な用紙ではどうしても視認性が低くなるポスターやポップアップでも、弊社ABポスターのバックライトフィルム印刷であれば、デメリットをメリットに変えてお客様の印刷物をより魅力的な販促アイテムにすることができます。
4.LEDライトと併用で高コストパフォーマンスを実現
近年広く普及したLED(Light Emitting Diode)ライトは、バックライトフィルム印刷と相性抜群です。
LEDライトは従来の白熱電球・蛍光灯と違い、紫外線放射量が少なく発熱が小さいことが特徴です。
照明の発熱量は電気代と直結する問題であり、光量が大きな白熱電球・蛍光灯を使用すると、毎月の電気代が増加するというデメリットが発生します。
そこで発熱が少なく光量を維持できるLEDライトとバックライトフィルム印刷を組み合わせれば、大幅に電気代を削減することが可能です。
一般的にLEDライトは白熱電球の1/6程度で同じ光量を維持できるので、ランニングコストを抑えながらスマートに印刷物の宣伝活動ができます。
また低発熱のLEDライトは、バックライトフィルムで作成した印刷物の経年劣化を起こしにくいので、長期間の展示でも印刷物の品質を損なう心配がありません。
5.ABポスターバックライトフィルムは充実の商品展開
弊社ABポスターはA0サイズ (841×1,189mm以内)〜A3サイズ (297×420mm以内)・B0サイズ (1,030×1,456mm以内)〜B3サイズ (364×515mm以内)のサイズで、バックライトフィルムのご注文を承っております。
またバックライトフィルムの特殊加工として、ラミネート加工・タペストリー加工・パウチ加工も選択できますので、よりお客様のニーズに適した印刷物のご提案が可能でございます。
上記以外のサイズでバックライトフィルム印刷を検討されるお客様は、弊社コンシェルジェサービス(0120-970-111※平日10:00-19:00)へご連絡下さい。
6.「試し刷り」サービスで理想のバックライトフィルム印刷を実現
バックライトフィルムは通常の印刷用紙と違うため、色味を気にされるお客様は仕上がりに不安を感じるかもしれません。
心をこめて作成したデザインであれば、尚更色味にシビアになることでしょう。
弊社ABポスターではそんなお客様にも安心して利用していただけるように、初回無料の「試し刷り」サービスをご用意しております。
試し刷りとして実物を直接確認できるので、極めて「信頼性のある色見本」として使用することが可能です。
印刷物受け取り後に「こんなはずじゃなかった」というトラブルを回避できるので、是非一度ご利用下さい。