【2026年冬】複数店舗のポスター準備|店舗別データと枚数の取り違えを防ぐには
2026年も11月。冬の売り場づくりや年末の催事に向けて、複数の店舗でポスターをそろえる準備が始まります。同じデザインでも、店舗名、受付時間、掲示サイズが少しずつ違うと、原稿と枚数の組み合わせが複雑になりがちです。
今回は、複数店舗のポスターを準備する担当者の方向けに、原稿の分け方から校正、入稿前の照合、店頭での差し替えまでをまとめます。大切なのは、一枚ずつのデザインを確認することに加えて、「どの原稿を、どの店舗で、何枚使うか」を最後まで結び付けておくことです。
目次
Toggle店舗と掲示場所を先に一覧化
最初に、店舗名だけでなく掲示する場所まで書き出します。一つの店舗でも、入口はA1、レジ横はA2など、必要なサイズが異なる場合があります。「店舗ごとに一枚」と数える前に、フレームの寸法、縦横の向き、屋内かどうかを確認しましょう。
同じ原稿で使える範囲を決める
共通にできるのはメインの写真やキャンペーン名、個別にするのは店舗名や受付時間、といったように情報を分けます。最初からすべて別々に作ると、共通の文言を直した際に修正漏れが起きやすくなります。反対に、すべて共通にすると店舗独自の条件を伝えられません。確定した条件をもとに、共通部分と店舗別部分を整理します。
管理表には「店舗・掲示場所・サイズと向き・原稿名・必要枚数・掲示開始日・確認担当」の欄を用意すると便利です。これは発注前の社内整理に使う表の例です。配送方法や注文のまとめ方は、実際の注文条件に合わせて別途確認してください。
ファイル名で店舗と版を区別
似た名前の「最終」「最終修正」「本当の最終」が並ぶと、どれを使うのか判断しづらくなります。ファイル名のルールを最初に決め、店舗、掲示場所、サイズ、版番号がわかるようにしましょう。例えば「2026winter_店舗A_入口_A1_v03.pdf」のような付け方が考えられます。
サイズ違いは別ファイルとして区別します。A1用の原稿をA2へ単純に縮小すると、小さな注意書きまで縮まります。文字や写真の位置を見直して、各サイズで読める状態を確認してください。似た外観の原稿こそ、ファイル名と中身をセットで照合することが必要です。
作業中と入稿用の置き場を分ける
修正途中の原稿と確認済みの原稿が混ざらないよう、保存場所も整理します。入稿用のフォルダーには確認が済んだデータだけを置き、変更した場合は版番号を更新します。関係者へはファイル名まで指定して確認を依頼し、「昨日送ったもの」といった曖昧な呼び方を避けましょう。
共通部分と店舗別部分を校正
校正は、共通デザインを見る確認と、各店舗固有の情報を見る確認に分けると整理しやすくなります。共通部分では催事名や写真、期間などを照合し、店舗別部分では所在地、問い合わせ先、受付場所などを確認します。別店舗の電話番号や古い営業時間が残っていないかも点検しましょう。
修正指示は一か所にまとめ、変更内容と対応済みかどうかを残します。例えば一店舗の受付時間だけ変えた場合は、ほかの店舗の時刻まで一緒に変わっていないかも見直します。制作担当者だけでなく、その店舗の運用を知る担当者に確認してもらうと、見た目だけでは気づきにくい違いを確認できます。
最後は制作画面ではなく、印刷に使うPDFなどの最終ファイルを開いて照合します。ファイルのページ数、縦横、写真の差し替え、文字の欠落まで確認し、管理表の原稿名と一致させます。サムネイルで似ていることだけを確認して終わりにしないようにしましょう。
枚数とデータを入稿前に照合
店舗ごとの枚数を合計したら、原稿別の枚数でも合計し、数が一致するかを確かめます。「店舗Aの入口用二枚」と「店舗Aのレジ横用一枚」は、サイズも原稿も異なるかもしれません。店舗単位と原稿単位の二つの見方で整理すると、抜けや重複に気づきやすくなります。
用紙は掲示環境に合わせて、ポスター印刷の用紙・仕様から選びます。各店舗で違う用紙を使うなら、管理表にも明記します。予備を用意する場合は必要枚数と分けて記録し、担当者間で数え方をそろえておきましょう。
印刷データの共通基準も確認
ABポスターは仕上がり実寸のデータも受け付けます。新規作成では、幅・高さをそれぞれ仕上がりから合計2mm大きくすることを推奨します。A1は596×843mm、A2は422×596mmです。均等なら各辺1mmで、塗り足しは必須ではありません。
文字やロゴは仕上がり線から5mm以上内側へ配置します。新規データはトンボなしを推奨し、既存のトンボ付きデータも受け付けます。詳細は印刷データ・入稿方法のFAQをご確認ください。ファイルをまとめる前に、確認済みの版だけが入っているかを点検しましょう。
まとめ:受け取り後の差し替えまで
- 店舗と掲示場所ごとにサイズ・向き・枚数を書き出す
- 共通部分と店舗別部分を分け、ファイル名に版番号を付ける
- 最終ファイルを開き、各店舗の担当者と内容を照合する
- 店舗別と原稿別の二通りで枚数を確認する
ポスターを受け取ったら、各店舗で原稿、サイズ、枚数を確認します。掲示場所ごとの一覧に沿って差し替え、旧版の撤去も確認できるようにしましょう。掲示後の写真を社内で共有する方法もありますが、お客様や個人情報が写らないよう配慮してください。
校正、印刷、配送、店舗内での仕分けと設置まで含めて、掲示開始日から逆算します。当日発送は当日到着ではありません。配送の目安や対象商品の条件は送料・お届け日数の案内で確認し、差し替え作業に余裕を持たせましょう。
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タイトル写真は記事のために制作したAI生成の作業イメージです。実在する店舗の原稿や納品事例ではありません。
